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経済自由度指数ランキング2019 ~米シンクタンク ヘリテージ財団発表~

経済自由度指数ランキング ~米シンクタンク ヘリテージ財団発表~

 

 

アメリカのシンクタンクであるヘリテージ財団(The Heritage Foundation)とウォールストリートジャーナルが、経済自由度指数(Index of Economic Freedom)を発表しました。 https://www.heritage.org/index/ranking  

 

 

ヘリテージ財団は、世界180を超える国・地域の経済自由度をランキングしています。さっそくランキングの概要、上位・下位の国をチェックしていきましょう。

 

 

◯ 経済自由度指数ランキング(2018年)の概要

  • トップは25年連続で香港!
  • 上位は先進国、下位は発展途上国が占める!
  • 日本は30位にランクイン!
  • 各国の経済自由度は改善傾向で、世界平均スコアは過去最高を記録!

 

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経済自由度指数のヒートマップ


 

 

◯ 経済自由度指数のランキング上位・下位をチェック!

トップに輝いたのは、25年連続で香港(スコアは90.2点)でした。

その他の上位国は次のとおり先進国ばかりで、欧米を中心にアジアや中東の国もトップ10入りしています。

 

トップ10(経済自由度が高い国)

 

  1. 香港(90.2点)
  2. シンガポール(89.4点)
  3. ニュージーランド(84.4点)
  4. スイス(81.9点)
  5. オーストラリア(80.9点)
  6. アイルランド(80.5点)
  7. イギリス(78.9点)
  8. カナダ(77.7点)
  9. アラブ首長国連邦(77.6点)
  10. 台湾(77.3点)

 

 

12位にアメリカ(76.8点)、30位に日本(72.1点)で概ね自由のカテゴリーになっています。

また、中程度の経済自由度指数である、スコアが60点以上の国は94カ国でした。これは調査対象国の過半数であり、経済的な自由度が高まってきているということですね。

 

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ヘリテージ財団の公式ウェブサイトより

 

 

一方、指数のスコアが低かった国は、北朝鮮、ベネズエラ、ジンバブエ、エリトリアなどの独裁国家やアフリカの発展途上国が中心でした。

 

ワースト10(経済自由度が低い国)
  1. 北朝鮮(5.9点)
  2. ベネズエラ(25.9点)
  3. キューバ(27.8点)
  4. エリトリア(38.9点)
  5. コンゴ民(39.7点)
  6. ジンバブエ(40.4点)
  7. 赤道ギニア(41.0点)
  8. ボリビア(42.3点)
  9. 東ティモール(44.2点)
  10. アルジェリア(46.2点)

 

 

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独裁国家や自然災害のあった国などのスコアが低いのは理解できますが、経済発展をしいてる割に低いと感じた国は、イラン(51.1点)が155位、ブラジル(51.9点)が150位、インド(55.2点)が129位、ベトナム(55.3点)が128位といったところでしょうか。

 

イメージの評価よりも、実際の統計データにもとづいたスコアのため、経済自由度の実態をあらわす良い指標になっているかと思います。ブラジルがこんなに低いとは意外でした。何が原因なんだろう?

 

 

◯ 経済自由度指数の採点方法

 

採点方法は、100点満点を採用しており、経済の自由度にかかわる10項目で評価をおこなっています。

採点項目を確認すると、財政の健全性、財政権の保護、汚職の多寡、政府支出の大小、通過の自由度、ビジネスの自由度、労働の自由度合、投資の自由度、金融の自由度、貿易の自由度の10項目となっています。

米国のシンクタンクやウォールストリートジャーナルにより、世界銀行や国際通貨基金などの統計情報を用いて、経済の自由度を指数化しており、世界的にも権威のある指標となっています。

 

点数が高いほど自由経済度が高く、低いほど自由経済度は低く評価されます。

各経済体は得点により、次の5段階にわけられます。

 

  • 自由(80点-100点、6カ国が分類)
  • おおむね自由(70-80点未満、29カ国が分類)
  • 中程度の自由(60-70点未満、59カ国が分類)
  • やや不自由(50-60点未満、64カ国が分類)
  • 抑制を受けている(0-50点未満、22カ国が分類)
  • ランク付けされていない(データ不足等、6カ国)

 

ちなみに、ランク付けされなかった6カ国は、イラク、ソマリア、リビヤ、シリア、リヒテンシュタイン、イエメンで、戦争や紛争のあった国々となっています。

 

 

◯ まとめ & ヘリテージ財団のウェブサイト

ヘリテージ財団のウェブサイト(Country Rankings: World & Global Economy Rankings on Economic Freedom)では、調査対象国すべてのランキングや経年変化、地域別のグラフデータ、評価項目ごとのヒートマップ、データのダウンロードなどができるようになっています。

 

経済の自由度については、政治や経済の安定化が大きく関与していると思います。

指数の低い国は、独裁政権であったり、治安が悪かったり、海外からの投資に制限があったりなどありますが、経済情勢や治安が悪くない国も見受けられました。

様々な評価項目から、ランキング付けされており、興味深い指数になっていますね。

 

 

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